7/22(金) 深夜0:15~0:50放送予定の岡山・香川の最新情報を紹介する番組RSK山陽放送『ユタンポ』にて
本作を取り上げていただく予定です。
日時:7/22(金) 深夜0:15~0:50
番組:RSK山陽放送『ユタンポ』
※放送日程は予定のため予告なく変更する場合があります。ご了承ください。
また岡山県 シネマ・クレールでの上映は7/30(土)~です!
本作の2Dアニメーション演出、制作を担当された室井オレンジさんによる制作秘話です。
第一回:武居俊樹さんについて
http://orangemuroi.blog.fc2.com/blog-entry-7.html
第二回:エンディングについて
http://orangemuroi.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
第三回:赤塚不二夫先生について
http://orangemuroi.blog.fc2.com/blog-entry-10.html
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2Dアニメーション演出
http://orangemuroi.blog.fc2.com/
1967年生まれ。
ゲーム、webアニメーション業界出身。
Flashを駆使し、「レッツラゴン」のキャラクターたちがナビゲートする赤塚不二夫のクロニクルアニメ、
エンドロールの100体のキャラクター登場シーンを担当。
アヌシー、オタワ、ザグレブと共に、世界4大アニメーションフェスティバルの一つとして知られ、アカデミー賞公認の映画祭である
第16回広島国際アニメーションフェスティバルにて「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」の特別上映が決定致しました。
日時:2016年8月22日(月) 13:10~終了致しました
場所:JMSアステールプラザ 小ホール(多目的スタジオ)
〒730-0812 広島県広島市中区加古町4−17
http://hiroanim.org/ja2016/03schedule/03-1.php
※チケットの購入や詳細などは第16回広島国際アニメーションフェスティバルのウェブサイトにてご確認ください。
※上記情報は予定です。予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
下北沢トリウッドでのトークイベントの開催が決定致しました。
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トリウッドでのロングランもいよいよ8/5(金)まで!最後の土日にトークイベントを行います!
日 時:7/30(土)16:00の回上映後 終了致しました
ゲスト:室井オレンジさん(本作2Dアニメーション演出)
日 時:7/31(日)16:00の回上映後 終了致しました
ゲスト:今村守之さん(文筆家/編集者)、冨永昌敬さん(本作監督)
※該当回をご覧のお客様がご参加頂けます。
※ゲストは予告なく変更になる場合がございますのでご了承下さい。
場所:トリウッド
〒155-0032
東京都世田谷区代沢5-32-5-2F
TEL 03-3414-0433 FAX 03-3414-0463
HP : http://homepage1.nifty.com/tollywood/
☆イベント限定!特別リピーター割やります!
イベントのある7/30(土)7/31(日)各16:00の回限定で、リピーター割を実施します!
前回鑑賞時の半券、もしくは鑑賞が証明できるものを受付で提示された方は一般料金が半額の900円に!
※半券等はトリウッド以外の劇場のものでも対象となります。
※割引はイベント回の一般料金のみ対象です。
5月8日(日) ポレポレ東中野 19:00の回終了後に
鉄のゲージツ家・クマさんこと篠原勝之さんをゲストにお迎えしてトークイベントを開催致しました。
その内容を対談形式でお届けします。
<登壇者:左:篠原勝之さん(鉄のゲージツ家)、右:坂本雅司さん(本作プロデューサー)>
坂本:篠原さんは赤塚さんと非常に親しかったと聞きましたが、どのような関係だったのでしょうか
篠原:あの頃、「笑っていいとも!」に出る前で、フジオ・プロに遊びに行って、お米盗んだりして 笑
赤塚さんは新潟の人で米送ってくるの知ってたから、赤塚さんがマンガ描いている隙に袂とか帯に入れてね
お互いそのことは知っていたけれど「米ちょうだい」っていうのも「米持っていけ」っていうのもおかしかったし、暗黙の了解だったんだよ。
貧乏と貧乏だったから。当時、あの人もお金なかったから。
坂本:ちょうど79年とか80年くらいに、マンガは描かれていましたけど全盛というほどではなかったですもんね。
篠原:だから”とうとうアンタも貧乏になったな”って言ったら、自分は違う!と。
“おれはね、頂点を見てから落ちてきたけど、おまえはずっと低迷した貧乏だから一緒じゃない”っていうから 笑
でも貧乏だったね
坂本:篠原さんが昨年出版されて第43回泉鏡花文学賞も受賞された「骨風」を読んだのが、お話を伺いたいなって思ったキッカケだったんですけれど、
若松孝二監督のエピソードがあったり、若松監督の「キャタピラー」にも出演されていたり、
あとは本作で取材したくてもできなかった唐十郎さんとも親交があるということで、
そのお二人の共通の知り合いということで篠原さんにお話を伺いたいのですが、まず若松監督と赤塚さんと篠原さんはどのような関係だったんでしょうか。
篠原:俺は唐さんのところでポスターとか舞台装置とか喧嘩とかそういう係をやっていたから 笑
坂本:喧嘩担当というね 笑
篠原:だから3人でっていうよりかは、それぞれとはお酒を飲んでいたって感じだったかな
で、唐さんと赤塚さんが飲んでいる席で”テント買ってくれ”とか”買ってやる”ってやり取りがあったら、翌日には請求にいったりね
坂本:今ではもう神話化された話で有名ですけれど、ゴールデン街で唐さんと赤塚さんが飲んで酔っていたときに、唐さんが
「テントが古くなっているから困っている」って言ったら赤塚さんが「じゃあ買ってやる」って最終的に600万近くのテントを買ったという。
お酒の席で勢いで言ったことにも関わらず、赤塚さんは一回約束したことは守るって真面目な人ですからね。
篠原:だからお酒の席の戯言じゃなかったんだよな。お互いに。一生懸命やっていたんだから。
坂本:赤塚さんと篠原さんがお二人でお酒を飲むことはあったんですか?
篠原:うん、彼の家でね。二人で飲みながらウダウダやっているときに、自分たちで梅酒漬けて樽に入れて、
ゴールデン街のタクシー乗り場で「移動BAR」をやろうかって話になって。
で、赤塚さんに「梅酒漬けたから味見しに来い」って言われてみんなで行ったら、味見しているうちになくなっちゃって 笑
未遂に終わっちゃったんだよね。そういう真剣ににバカなことやるんだよね、面白かったな。
坂本:その他にも凄まじいというか、ホントにバカな飲み方をされていたと聞きましたが、その話もお伺いしてもいいですか。
篠原:アイララってお店で飲んでいたら、赤塚さんに「クマ、おまえは今日便所にいくな」って言われて。
したくなったらコップに入れて、それを飲んでれば金かかんないだろうって 笑
会場:爆笑
篠原:おれも最初は抵抗あったんだけれど、そのうち段々自分の小便でハイになってね 笑
飲む時もちゃんとビールを飲んでいるような顔でこうクッと飲むんだよ。そうしているうちに暗示にかかってちゃんと酔うんだよ
で、新宿でストリーキングやったりバカをやったりしてね。その時から水でも自己暗示で酔えるようになったんだよ。
坂本:笑 喧嘩担当ということでしたけど、その時で何かエピソードとかありますか。
篠原:俺も喧嘩は嫌いだったんだけれどね。赤塚さんも争いごととか嫌いでね。
酒場で争いごとになったときとか、赤塚さんはスッと存在を消す達人でね。争いが収まってからまたスッて出てくるんだけれど、
自分のちんちんにバカボンの顔描いてそのまま出てきたりして、ささくれ立った空気を和ませたりしてね 笑
坂本:笑
篠原:だから小便飲んだりとかもそうなんだけれど、バカなことをやって楽しませるのが好きでね。
アイララでタモリが面白い芸をしたりすると赤塚さん泣きながら悔しがるんだよ。対抗して血が出るようなバカなことしたりね。
俺は赤塚さんのマンガで夢中になったことは無いんだけれど「ウナギイヌ」が大好きでね。ああいうハイブリッドなものを考えるのはすごいなって思ってね。
ウナギイヌをデザインして家紋にした着流しを作ってね。冠婚葬祭にはそれで参加しているんだよ
坂本:いまでもあるんですか?
篠原:あるよ。他にもコムデギャルソンとかとコラボした服が出ているから結構持っているんだよ。
まあ、ああいう自由人っていうのかな、あんな無茶苦茶な人は今はいないんだよな。
坂本:さすがに今だと捕まるかもしれないですからね 笑
篠原:若松さんとか唐さんとかもそうだけれど、ああいう伝説的な人がいないとね、この国はつまらなくなるねえ。
あと毛じらみ事件ってのもあってね。飲んでいた時に毛じらみの話になってね、毛じらみは左手で次の毛を探しているから
左利きだって赤塚さんに言ったら、悔しがってね。「おれ毛じらみになりたい!」って。で、翌日かな、バーに行って毛じらみがいそうな女をね…
会場:爆笑
篠原:で「クマ、毛じらみ移った!」って 笑
で、二人して病院に通ったりね。毛じらみが左利きだって知っていることが憎たらしかったみたいでね。
自分の体を使ってどこまで面白いことしようとしているのがすごいんだよ。
あとね、小ぶりながらいいちんちんしてるんだよ
坂本:結構自慢だったみたいですね
篠原:あと若松さんのちんちんもまたね、大ぶりでいいちんちんしているんだよ。中国のお寺みたいに反ってるんだよ。
おれは何度も見たことあるんだよ。赤塚さんのも見たな。小ぶりだけど良い形してんだよ。
坂本:笑
もっとお話を聞きたいですけれど、そろそろお時間なので、今日はありがとうございました。
篠原:ホントはもっとこうマンガを分析したかったんだけどな 笑
ありがとうございました。
***
会場の雰囲気をお伝えできないのが悔しいほど、大爆笑の渦に包まれたトークとなりました。
篠原勝之さんありがとうございました!
【青梅シネマ倶楽部 「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」上映会】
◆上映日:2016年8月26日(金)~8月27日(土)
◆場所:おうめシネマ
東京都青梅市本町117–12
http://www.omecinema.tokyo/omecinema
◆上映時間:
8月26日(金)
①開場:10時00分/上映:10時30分
②開場:13時30分/上映:14時00分
③開場:16時30分/上映:17時00分
8月27日(土)
①開場:10時00分/上映:10時30分
②開場:13時30分/上映:14時00分
③開場:16時30分/上映:17時00分
※上記時間は予定となります。予告なく変更となる場合がございます。
◆金額:前売り1,000円、当日1,200円
◆主催・お問い合わせ:青梅シネマ倶楽部
http://omecinemaclub.jugem.jp/
Mail:omecinemaclub★gmail.com(★⇒@)
※チケットの購入や予約状況など詳細は、主催者までお問合せください。